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アンティーク陶磁器ガラス銀器 > カップソーサ19-20世紀 > クラウン・ダービー、ジャポニズム碗皿(B) ★【右クリック>新しいウィンドウで開く】で、拡大画像が表示されます★
クラウン・ダービー、ジャポニズム碗皿(B)
●英国ロイヤル・クラウン・ダービー窯、1890年製 ジャポニズムJaponisme 19世紀後半のヨーロッパでは諸外国の文化工芸を紹介する博覧会が流行しました。第1回はロンドンで1851に開催されました。そして第2回ロンドン万博1862、第2回パリ万博1867、ウィーン万博1873には、幕末の日本から薩摩藩、佐賀藩(ウィーン万博1873には日本政府も)の陶磁器、漆器、金属工芸などが出品され、日本の美術工芸品が流行の最先端になりました。この動きをジャポニズムとよびます。後にアールヌーボーを産む大きなきっかけとなったことは有名です。 このため19世紀後半のイギリスの陶磁器業界では日本の美術工芸品の雰囲気を真似た製品が作られました。特にロイヤルウースターとクラウンダービーは有名です。薩摩焼を真似た象牙色の地色に金彩を施し、漆器の蒔絵を真似て金銀彩や青金・赤金の盛り上げを施した陶磁器が作られました。 ジャポニズム以前にも日本の美術工芸が流行したことはあります。17世紀末〜18世紀には柿右衛門、漆器とそれを模した黒塗りの家具、19世紀には金襴の献上伊万里が流行しました。ただし当時は中国と日本の区別が無く、総じてシノワズリ(中国趣味)と呼ばれていました。19世紀のジャポニズムは中国とはっきり区別して日本の文化が認識されたものです。
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